伊藤邦生氏の書籍の記事一覧

ゴールドスワン_伊藤邦生

伊藤邦生氏は「年収1000万円の貧乏人年収300万円のお金持ち」の中で《ゴールドスワン》について語っています。
会社の名前にも《ゴールドスワンキャピタル株式会社》となっていますから、《ゴールドスワン》とは何だろう?と思う方もいると思います。
私も思いました。(笑)

《ゴールドスワン》の話は、第4章の106ページから始まります。
第4章では「資産」のヒエラルキーについて語られていて、その段階に応じて

  1. アリのステージ
  2. カモのステージ
  3. カメのステージ
  4. ヒヨコのステージ
  5. スワンのステージ
  6. ゴールドスワンのステージ

とピラミッド型に競り上がっていきます。
そのトップがゴールドスワンで、「何もせずとも優先的によい投資案件が流れ込んでくる。」と定義されています。

一つ一つのヒエラルキーについて数ページ割かれていて

 

【1】アリのステージ
年収500万円、土日も仕事で忙しいAさん→資産家のためにいっそう働き続けるサラリーマン
ここで一番気になる一文は、「実は年収の高低は、あまり関係ありません。」というものです。
何に関係ないのか気になりますね。^^

 

【2】カモのステージ
年収500万円、貯金300万円、投資が大好きなBさん→投資初心者を待ち受ける「セミナー」というワナ
気になる一文は、「無料セミナーは、投資のノウハウを教えて投資家に儲けてもらうためではなく、・・・。」という部分です。
何のために無料セミナーを行っているのか?と考えてみてください。
私は石渡浩氏の8万円のセミナーと、石渡浩氏が話をする無料セミナーに出たことがあるのでこの意味が良く分かります。^^:

 

【3】カメのステージ
貯金1000万円、相ホームを買おうか悩むCさん→ありは資産家のために働き、カメは国のために働く
「サラリーマンの給料は、国と建設会社と銀行が回収する仕組みになっているのです。」この意味が分からない人は、何も考えずに周りの人たちと同じように頭金が出来たら新築一戸建てを建てると思います。
その一歩手前の方はまだ間に合いますから、読んでみてください。
もう遅いよと言う方は読まない方がいいです。

 

【4】ヒヨコのステージ
年収600万円、300万円の区分物件のオーナーDさん→「最初は小さな投資から始める」のが基本
ここでは、投資ブームに乗せられて、十分な勉強もすることなく、いきなり1億円のマンションをフルローンで買うサラリーマンについて書かれています。
初めての不動産投資でフルローンを考えている方は読まれた方がいいかなと思います。
この点は石渡浩氏と同じ考え方です。

 

【5】スワンのステージ
家賃収入1500万円のマンションオーナーFさん→若き日の伊藤邦生氏(?)
このステージはサラリーマン時代の伊藤邦生氏ではないかと思います。(多分)
どう言う経緯で地方プレミアムを探すに至ったのかを知ることが出来ます。
ここでは、「《センミツ》に対して●件〜●件の物件を見れば、確実に良い物件はあるので、むしろ投資チャンスは多いと感じています。
と言う言葉が非常に参考になります。
どれだけ物件を見る必要があるんだ?と思っている方は参考にするとヤル気が起きるかもしれません。

 

【6】ゴールドスワンのステージ
家賃収入5000万円のGさん→好条件の投資案件はゴールドスワンに優先的に回ってくる
ここでは、「3年間で10億円の不動産投資を行った2人」についての記述がショッキングです。
同じ10億でも《ゴールドスワンのステージ》と《カモのステージ》に分かれてしまったと言うことが書かれているからです。
ギクッとした方もいると思いますが、これは気をつけないと「資産●億円」と言う、言葉のワナにはまります。
私は著名投資家やサラリーマン投資家が最初に「資産●円」と言う言葉を出したら信用しないことにしています。

 

以上、《ゴールドスワン》の由来について書いてみました。
とても素晴らしい本なので、本屋さんで買ってください。
または、Amazonで「年収1000万円の貧乏人年収300万円のお金持ち」と全部入力して買ってみてください。(一部だとなかなかたどり着けません)
ここにはリンクは張りませんので。(笑)

伊藤邦生氏の書籍

年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち(伊藤 邦生) (2013/2/9)
¥1,470 単行本

年収1000万円の貧乏人年収300万円のお金持ち_伊藤邦生

伊藤邦生氏が2013年2月9日に初めての書籍を出版しました。
題名が「年収1000万円の貧乏人年収300万円のお金持ち」という書籍です。

伊藤邦生氏の名前を知っている方は「《不動産投資》専門の書籍か?」と思うかもしれませんが、投資・資産管理・運用全般に関する書籍です。

年収1,000万円超えでも「お金の奴隷」、年収300万円でも「お金の主人」となる例を挙げ、両者を分ける「お金に対する考え方」を分かりやすく解説しています。

投資・資産管理・運用の初心者にも大変分かりやすく、「となりの億万長者―成功を生む7つの法則」(トマス・J. スタンリー)といった有名な《お金持ち本》などよりも理解しやすいと思います。

まずはこの本を読んでからお金に対するスタンスをおぼろげながらにつかんで、そこから自分にあった方法をさらに模索すると、いい結果に繋がると思います。

特に、何の根拠も無く安易に日本株、投資信託、FX、海外投資、持ち家の購入などを考えている人に取ってはかなり勉強になると思います。

初心者に分かりやすいとは言っても、それ以外の人には役に立たないのかと言うと、違います。

例えば、p170からp184では、「地方プレミアム投資術DVD」のエッセンスを感じる事が出来る、不動産投資について語っていますが、いきなりフルローンについて話が始まります

フルローン投資は儲からない」というものです。
フルローン不動産投資を目指しているサラリーマンが相当いますから、ちょっと刺激的な内容かも知れません。
しかし、安易なフルローンは破滅に繋がる事が理解出来ると思います。

「金持ち父さん」(ロバートキヨサキ)や「光速収益不動産投資成功法」(今田信宏)などに触発されてフルローンを目指す方も多いと思いますが、フルローン購入が目的になっているとすれば、注意が必要です。

目的は、物件購入ではなく、キャッシュフローだと言うことを忘れない事です。

p176では、「フルローンで買うのであれば、最低でも利回りは●%くらいないと、収支が回らないのです。」という記述があり、その理由についても解説してあります。

これが「地方プレミアム投資術DVD」の片鱗なので、興味がある方は読んでみても良いかと思います。

それ以外にも「新築物件は儲からないようになっている」、「サブリースで裁判を起こしている大家がたくさんいる」といった内容もありますから、不動産投資を検討している・トライしている方も興味があるのではないかと思います。

他には今はやりの海外不動産投資などについてページが割かれていて、さすが大手金融機関に勤務されていた方は違うなと言った印象です。

大流行りのアユタヤは人気が出過ぎて既に物件価格と利益のバランスが崩れて来ていますし、アジアの中途半端なコンドミニアムも地元の業者が利益を出しているだけです。

本の中でも言われていますが、本当にも儲かる情報と言うのは、一部の人間にしか入りませんから、普通の人がインターネットで検索したり、メールで送られて来た案件で大きなもうけが出るはずがありません。

サラリーマンなどでもその情報にたどり着ける例外としては、合同会社スキームでフィリピンコマーシャルFC権年率20%、コソボLB3年で300%といったものですが、50人規制などの関係で普通の人が知る事はありません。

話がそれましたが、少しでも「いいな」と思った本や教材を買わないと言うのは、先が見えてしまいますね。

私自身は、5万や10万円程度の教材・セミナーは、はっきり言って「安上がりの自己投資」だと思っています。それによって1,000万円単位の損害を逃れられるとしたら、なおさらです。

 

【年収1000万円の貧乏人 年収300万円のお金持ち(伊藤 邦生) (2013/2/9)】
¥1,470 単行本

伊藤邦生氏の書籍